🟡 3/29(金)『女たちの音づれの夕べ~パロミタ友美・佐藤二葉の二人会』 🟡

はじめての呼吸法

妊娠中の友人から、
呼吸法について聞かれたので
彼女への備忘録も兼ねて書きます。

できるだけ、彼女に話した
そのままの順番で書きます。
(自分で語っていて、
新鮮で面白かったので)。

基本のイメージ

全く呼吸法の習慣が無い人なら
まずは背骨に沿って
呼吸をする事を
意識するところから
始めると良いと思います。

息を吸って、 内側から
頭頂部に当てる。
そのまま、息を下に吐く。
骨に沿って、下に吐きます。
内側に息を吐く。

この時、外側には吐かないこと。

もちろん、科学的には
前にスーッと出ているのかもしれないけど、
それでは疲れてしまう、
消耗してしまうので

イマジネーションで
水の中に舞い上がっている砂が
スーッと
水底に沈んでいくように
背骨の一番下まで
静かに、内側に、
吐いていって下さい。

横隔膜?
いったん忘れて下さい。
ただイメージだけで
息を吸って、吐く。

息が上下する度に
光が脊髄を旅をするように。

横隔膜は、
不随意筋だから
実際のところ、
横隔膜って動かせない
つまり、
横隔膜を動かすというのも
幻想ですよね。
結果的に動く事は
あるかもしれないけど。

だから、それは一旦、
忘れて下さい。

いったん呼吸は忘れてみる

難しいようなら、
いったん呼吸は忘れてみましょう。

身体の中から
首の後ろに触れてみて下さい。

実際に手は動かさないで。
ただ、感覚で。

内側から首の裏側に触れる。
そこから首の付け根
スッと下ろして。

左肩も、内側から触れる
左の肩甲骨
なぜながら、
左腕
左の、肘
しばらく肘を撫でて、
前腕から、手の甲
指の一本一本

もう一度、
左の肩甲骨に戻って。

右の肩甲骨に移って、
右肩へ。
右腕
右の肘
しばらく肘を撫でて、
前腕から、右手の甲
指の一本一本。

そのまま右の太腿へ。

スーッと
右の膝
右のスネ、ふくらはぎ
右足の両方のくるぶしを触って
右足の甲。
右足の指。
足の裏。
土踏まず。
かかと。

左の太腿
スーッと
左の膝。
左のスネ、ふくらはぎ。
左足の両方のくるぶしを触って
左足の甲。
左足の指。
足の裏。
土踏まず。
かかと。

(この時は、
彼女のコンディションとか
座り方で
こういう順序だったけど
やり方は色々あります。
まずは内側から触れたり
観たり、
そういう感覚を
育てる事が大事なので)

落ち着いていく感覚、
分かったかな。

水中で舞い上がっていた砂が
水底に落ち着いて来たような。

いつ取り組むか

呼吸法は、努力してやるというよりは
習慣にする事なので
(まあ、色々種類もあって
ものによる訳ですが)

まずは、洗濯物干す時に
意識してみるとか
寝る前に意識してみるとか
(寝落ちするかもしれないけど)。
起きてまず、やってみるとか。

5分でも、1分でも良いので。

リラックスする、
力まない事が目的なら、
ただ普通に、時々思い出して
何となくやってみる事が
大事だと思います。

変に、
努力しなきゃ!
リラックスしなきゃ!
と思うぐらいだったら、
やらない方がいいかもしれません。
それ自体がリキみになるから。

それよりは、
何となくやってみて、

「あ、この状態は気持ちいいな。
落ち着くな」

という感触を覚えて
自然と、
またそうなりたいと思う

それで
思い出した時にやる、
ぐらいの
それぐらいのイメージで
いて下さい。

慣れて来ると、
つまりそれが楽な呼吸なら
普段の呼吸から、
自然とそちらに寄っていって
普段から
力が抜けやすくなります。

イメージをするのが
慣れて来たら、
身体の凝っているところとか
カタイところに
身体の内側から、
吐く息をボワ〜ッと
ジワ〜ッと
当ててあげたりするのも
気持ちよくていいですよ。

***

また何かあったら、
いつでも訊いてね。
赤ちゃんに会えるの、
楽しみにしています。

——

こんな話も、
興味ある方はいつでも聞いてください。

マドゥコリ

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