言葉は聞く人、読む人のもの、と言われることについて
言葉は聞く人や読む人のもの、 と言われることについて というのはつまり、 一度作者の手を離れた作品は それを受け取る人のもの どのように受け取られても、 それはその受け取る人のもの ……ということで、 それはその通りだと…
言葉は聞く人や読む人のもの、 と言われることについて というのはつまり、 一度作者の手を離れた作品は それを受け取る人のもの どのように受け取られても、 それはその受け取る人のもの ……ということで、 それはその通りだと…
ある晩、何だか動けなくなって寝っ転がっていたら、急にうたが降りてきたということがありました。 ここ数年、「自分のバウルの、日本語のうたが作れるようになるのは一生の野望」的なことを言ったり、 「次のソロ公演の前にはまずは日…
佐々木美佳さんの初の単著『タゴール・ソングス』をご献本いただきました。ありがとうございます! 元となった(と言うのも変かな)映画は以前にもご紹介しました。 映画に登場した人々にまつわる、映画よりも少し踏み込んだ、少し個人…
詩 どうか一度 ここにいらして下さい ゴウル どうか、私の心の神殿へ いらして下さい あまりに無知な私でも あなたを慕う者 あなたを呼んでいます おそれおおい望みとは 知りながら 楽園ヴリンダーヴァナを去り 聖地ナヴァド…
ドキュメンタリー映画「タゴール・ソングス」の 試写会に行って参りました。 ラビンドラナート・タゴールと言えば 言わずと知れた、アジアで初めての ノーベル文学賞受賞者。 岡倉天心など日本の文化人とも交流があり、 1916年…
アミール・ホスローは 現在の北インド古典音楽カヤールの基礎を築いたとされる 13世紀の詩人です。 シタールやタブラなどの 今やインド音楽のアイコンとなった楽器も 彼の発明だと言われています。 「インドのオウム」とも呼ばれ…
詩とはうたうもの きっと多くの原初の社会がそうであったように、 インドにおいても、詩といえば歌うもの、でした。 インドでは特に、近世までその伝統が一般的に受け入れられていて、 読む文学としての紙の上の詩が導入されたのは、…