🟡 3/29(金)『女たちの音づれの夕べ~パロミタ友美・佐藤二葉の二人会』 🟡

3/29(金)『女たちの音づれの夕べ~パロミタ友美・佐藤二葉の二人会』

公演詳細
【公演のお知らせ】
女たちの音づれの夕べ~パロミタ友美・佐藤二葉の二人会

日時:3月29日(金) 開場 19:00 開演 19:30
場所:世田谷区 サローネ・フォンタナ
(成城学園駅から徒歩15分、祖師ヶ谷大蔵駅より徒歩12分)
料金:¥4,000(小学生以下無料)

ご予約はこちらのフォームから

詩を歌う、女性、古典、古代、その上での創造性
パロミタが二葉さんとの共通点を考えたときに上がってきたテーマたちです。

二葉さん古代ギリシアをご専門とされながら
それを全身で表現する演劇を学ばれ、
今は漫画家そして小説家としても活躍されています。

パロミタ古代インド
サンスクリット語の学びを端緒として、
現在は古代からの智慧を口伝で伝える
吟遊行者であるバウルの道を歩んでいます。

出会ってから七年あまり、
それぞれに学びを深めながら、
現代を生きるひとりの人間としての
表現を探って参りました。

この会では、それぞれの血肉となった
古典や伝統の詩歌ばかりでなく、
日本語での創作の詩歌もお聞きいただき、
ご覧いただきます。

それぞれ、ひとりで歌い、奏でます。
サローネフォンタナという
教会を思わせる船のような会場での生の響きを、
皆さまと共有できましたら幸いです。

パロミタ

いつも歌やお芝居などのパフォーマンスを始める際、
古代ギリシアの学芸・音楽の神ムーサへのお祈りの歌から始めています。
古代ギリシアの音楽、ムーシケー(musicの語源ですが、直訳「ムーサのわざ」ですね)は、
現在「音楽」という言葉が指すものよりも広い範囲の言語活動を指す言葉ですが、
歌や語りをする、音を発する表現者と、それを受容する人々(あるいは神々)がいて、
そのあいだで何らか協働する力が働くことや、その場をこそ「ムーシケー」と呼ぶのではないかと思っています。
サローネフォンタナさまでパロミタさんと共に歌い、それをお運びくださった方に聞いていただけることは、
よい「ムーシケーの場」が開かれるように思います。
とても楽しみです!

——佐藤二葉

★★★

二葉さんが大変素敵なフライヤーを作ってくださいました!
また、今回、山女舎さんにも全面協力をいただき大変お世話になっております。

ふたばさんはデーメーテール讃歌のような女性性と関わる歌、
サッポーの抒情詩やエーリンナのエレゲイアほか
女性詩人の歌などを中心に歌われるそうです。
そして、これまで人前で歌ってこなかった自作の日本語の歌も。

そして私が歌うのは、「娘は聖なる川…」の歌、
女神に娘よと語りかける歌、
クリシュナ神に生まれ変わったらラーダー(恋人)になりなさい
と言う歌、を考えています。
今回のインドでの体感も交えながら。
そして私自身の日本語の歌。

どんな響き合いになるか、本当に楽しみです……!!!
ご予約お待ちしております。

★★★

共催・山女舎さんより

世田谷区のサローネフォンタナは、
沖縄うるま市にあるいずみ病院の
芸術療法のためのホールです。
いずみ病院は音楽療法、園芸療法などを取り入れた芸術療法を始めた病院です。
https://www.izumihospital1985.or.jp/about.php#a01

以下は理事長高江洲義英さんのいずみ病院についての文章です。

伝統と科学が交叉する21世紀において、沖縄はその地理的、歴史的立場から、現代における「文明の十字路」ともいえます。私どもいずみ病院は、南島の文化の根を深く見つめながら、各種の芸術療法、精神療法、民俗精神医学を取り入れ「人と人の出会い」を大切にして、癒しのふるさとづくりをめざしています。
以上

サローネフォンタナは東京の成城学園と祖師ヶ谷大蔵の間にあり、今は院長の妹の高江洲禮子さんが、運営しております。
ピアニスト イェルク・デームスの日本滞在の館として、建築に造詣が深い父を持ち、自身も建築知識があったイェルクが音響を考えて、自らも設計に参加いたしました。

現在は、デームスの友人であったフランスの精神分析医・哲学者、フェリックス・ガタリの仲介により、いずみ病院が運営しております。

ある時、デームスは体調を崩し、
意識が遠のき、死を覚悟するなかで、
ある音楽が聞こえてきて、
気持ちよく女の子が指揮していた。
テンポがあまりに遅いと伝えると
じゃあ、あなたが聞かせてくれると
言われた。
自分は死んでしまったらしいから
できないと答えると、
女の子は長い時間考えてから、
突然ニコッとデームスに向けて笑うと、
デームスは目が覚め、生き返った。

その時から、
自分は本当に音楽に救われたんだと思い、
残りの人生全てを音楽に、
この少女に捧げると誓いました。

そのような不思議な音楽の癒しの力を宿した
サローネフォンタナは、
聖なる泉として、
人とひとをつなぎ、
天とひとをつなぐ場所として、
大きな役割を果たしています。

今回、バウルの道を歩むパロミタ友美さまと、
古代ギリシアの調べを現代に蘇らせる佐藤二葉さまのお二人をサローネフォンタナにお迎えすることは、館に宿る音楽の神様も
間違いなくお喜びになるに違いないと感じております。

女たちの音づれという題は、石牟礼道子さんの詩集を読んでいたときに、降りてきた言葉でした。
異世界、異次元からの訪れや、衣づれという意味も同時に響いています。
坂口恭平さんの歌会を何度かサローネで共催しておりますが、その歌会も石牟礼道子さんの詩を歌ってほしいと依頼したのがきっかけでした。

あの世とこの世のあわい、
石牟礼さんのいう巫呪の井戸の涌き水のほとりに立ちかえることが今、
世界に必要だと感じています。

今に生きる巫女たちの歌を、
素晴らしいお二人とともに
音楽の神様に捧げる公演です。

サローネフォンタナで、皆様とともに異次元の音の世界に立ち会えることを心待ちにしております。

山女舎 斉田

公演詳細
【公演のお知らせ】
女たちの音づれの夕べ~パロミタ友美・佐藤二葉の二人会

日時:3月29日(金) 開場 19:00 開演 19:30
場所:世田谷区 サローネ・フォンタナ
(成城学園駅から徒歩15分、祖師ヶ谷大蔵駅より徒歩12分)
料金:¥4,000(小学生以下無料)

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ジョイグル
(バウルの挨拶
「あらゆる命が本来に輝きますように」)

今日も明日も良い日でありますように。

パロミタ

 

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