🟡 3/29(金)『女たちの音づれの夕べ~パロミタ友美・佐藤二葉の二人会』 🟡

私とサラスワティー女神

他人から見た自分と自分から見た自分のズレ
というものを、
これまでそこまで感じたことは無かったのですが

私は自分のことを
それなりに気難しくて短気だし
めんどくさい人間だと思ってきたのですが

今回、というかよく考えたら割とここ数年~最近?

柔らかい、穏やか、静けさ
とか言われることがちょこちょこあり

不思議な感じがすると同時に
そうか、私はそういう人間になっていっているのか
というような納得もある面もあり
面白い感じです。

昨年師匠と一緒に来たラームさんが
日本はサラスワティーとガネーシャの国
だと感じた、とかそんなことを
言っていたらしいのですが
何だか言いたいことはすごく分かる気がします。

わたしの名前であるパロミタ、
パーラミターというのは
古い仏教の女神の名前であると同時に
今はサラスワティー女神の
別名のひとつとも捉えられています。

カーリーやドゥルガーを始めとする
パールワティー系の女神
を主とする女神信仰については
また稿を改めて書きたいのですが

今回ほとほと強く感じたことは
女神は激しい、激しすぎる
ということで
女神行者たちもそれを反映します。

私は完全にヴィシュヌ派(ラーダークリシュナ)
だなと実感しました。

女神行者たちにとっては、
そして究極は
どの女神も源をひとつにする存在
ではあるのですが

パールワティー系の女神に比して
サラスワティーはずっと穏やかな性質である
とは言えそうです。

それでまあ、先入観あってのこと
とは承知しつつも、
私の歌いを、ドゥルガー女神よりも
サラスワティー的だと言われたときに
私自身、何か腑に落ちるような心地がしたのでした。

あと私の舞を、何かのサラスワティーの絵
を思い出したと言っていた人もいて
(チベット系の絵のイメージが
浮かぶんだけど、何だったかな…)

確かに私が
私のあり方として求めていたものは
カーリーよりも、そちらだな
と気がつくところがありました。

ちなみにサラスワティーは
元々は川の名前です。
かつて存在した大河の女神。
(水を保持するもの、という意味)

今回、それで
サラスワティーとの縁を感じていたところに
たまたま見つけたドグラ
(ある種の先住民スタイルの金属像)
のサラスワティー像から
どうしても目が離せなくて
お迎えしました。

ブログの方には写真を載せようと思うのですが
かなり独特なサラスワティー像です。

このスタイルでは、
たとえば子どもガネーシャとセットの母親は
ドゥルガーだったりして(普通はパールワティー女神)、
汎インド的ではないイメージが見られます。

このサラスワティー像は、
座っていない、立像で、
ヴィーナー(弦楽器)を片手に持ち、
白鳥の上に立っています。

(あと気が付いたけど、
私と縁のある神様って基本的に
鳥がシンボル。クリシュナは孔雀)

このサラスワティー像を、
私のパーラミター女神とすることにしました。

ドタラ(撥弦楽器)を、ようやく
ある程度扱えるようになってきたこともあり
前からこの楽器が合っているとは言われていたけど
今回はいっそうよく言われて

日本では琵琶を手にする弁才天である
サラスワティー女神との出会い直しは
今回の滞在での発見のひとつです。

次の歌舞いの機会はこちらです。

公演詳細
【公演のお知らせ】

女たちの音づれの夕べ~パロミタ友美・佐藤二葉の二人会

日時:3月29日(金) 開場 19:00 開演 19:30
場所:世田谷区 サローネ・フォンタナ
(成城学園駅から徒歩15分、祖師ヶ谷大蔵駅より徒歩12分)
料金:¥4,000(小学生以下無料)

ご予約はこちらのフォームから

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ジョイグル
(バウルの挨拶
「あらゆる命が本来に輝きますように」)

今日も明日も良い日でありますように。

パロミタ

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