世界が優しくなった日
数年前、急に その日から、世界が優しくなった という事があって、 それから今に至るまで ずっと世界は基本的に 私に優しいように思います。 その事を書きます。 それは、インド国内線で ケーララからコルカタだったかな、 に飛…
数年前、急に その日から、世界が優しくなった という事があって、 それから今に至るまで ずっと世界は基本的に 私に優しいように思います。 その事を書きます。 それは、インド国内線で ケーララからコルカタだったかな、 に飛…
ざっくりですが、 インド東部を中心に 地図を描いてみました。 (南にケーララを入れたのは、 私が以前に住んでいて 今も好きなので よく話に出てくるから、 参考までに……) ブータン、ミャンマー、 バングラデシュに挟まれた…
ラージャー・ラヴィ・ヴァルマは 現代インドの、 特にヒンドゥー教に関わる世界に 絶大な影響を残した画家です。 今、私たちが 「ヒンドゥー教の神様の絵」 として想像する画風… リアリティのある、 西洋絵画風の絵は ラージャ…
ご開帳とは ご開帳と言えば、日本で言うと 普段は厨子の中におわして 見る事のできない秘仏が 一年や数年に一度、 扉が開かれて一般に公開され 誰でもその姿を目にする事ができる事… という感じでしょうか。 インドだと、大体こ…
バウルとは、舞い歌う行者。 いにしえから連綿と受け継がれて来た ヨーガ行の流れであり、 その源流は15世紀の聖人チャイタニヤにも 8世紀の仏教遊行僧にも遡れる。 イスラーム神秘主義のファキールやダルヴィーシュ、 更には土…
「インドの樹、ベンガルの大地」(西岡直樹著、講談社文庫) を取り寄せたのは、 少し前にSNSで流行っていた ブックバトンで誰かが紹介していたからで、 何となくピンと来ただけだったのだけど、 私はすっかり夢中になってしまい…
ガンディー(ガーンディー)の事は、 歴史の授業で学んで ご存知の方も多いと思います。 インド独立の立役者。 イギリスの塩の交易支配に反対して 海まで386kmを徒歩でひと月近く歩き続けた「塩の行進」、 輸入布の押し付けに…
ニジンスキーと言えば、 20世紀最高とも言われている舞踊家ですが そのニジンスキーが晩年に観賞に行き激励し ポーランドの高名な作家で批評家でもあった ゼレンスキーに、「インドのニジンスキー」と呼ばれた 舞踊家がいました。…
イェーシュダースの歌うクリシュナ讃歌 ケーララ州の早朝、5時。 暁の時間帯に、 ヒンドゥー寺院からのクリシュナ讃歌が 近隣に響き渡ります。 これは、インドの南、西海岸にある ケーララ州では、 どこでも見られる光景です。 …
ドーティ ドーティはインドの男性が よく腰から巻いている布です。 呼び方は地域性があり、 特に南インドだと全然違います。 ムンドゥとか、パンチェとか。 ルンギと混同されがちですが、 ルンギの方が短く、2メートル程で、 東…