一先生の話
年の暮れ、クリスマスイブに 画の松本一(はじめ)先生が逝去されました。 95歳でした。 コロナ以来お会いしに行くことができず、 最後にお会いしたのは もう5年近く前になります。 私にとっては、 奥様の瑠璃先生と共に 子ど…
年の暮れ、クリスマスイブに 画の松本一(はじめ)先生が逝去されました。 95歳でした。 コロナ以来お会いしに行くことができず、 最後にお会いしたのは もう5年近く前になります。 私にとっては、 奥様の瑠璃先生と共に 子ど…
カムラ・バシンさんのこと 今年の9月に亡くなられたカムラさんは、上の動画でもそうですが「父権制こそがウィルスだ!」と確信を持っておっしゃるような強い女性で (後半、日本語に書き起こしたものを掲載します) そしてインドで活…
師匠、パルバティ・バウルについて。 バウルになるまで パルバティ・バウルは アッサム州のベンガル人家庭に生まれ、 西ベンガル州北部クチビハール市で 芸術に造詣の深い父の意向で 幼い時分より古典舞踊や古典音楽を 学んで育ち…
今日は、いわゆるところのイメージの「バウル」を 支えている、彼女もまたバウルである女性の話です。 元々は、私の師匠パルバティ・バウルの エクタラ・カラリで発行しているニュースレター に掲載されたインタビュー記事。 英語の…
バングラデシュのあるバウルの話です。 元々は、私の師匠パルバティ・バウルの エクタラ・カラリで発行しているニュースレター に掲載されたインタビュー記事。 英語版とベンガル語版があるのですが、 この英語版を読みながら 同時…
ガンディー(ガーンディー)の事は、 歴史の授業で学んで ご存知の方も多いと思います。 インド独立の立役者。 イギリスの塩の交易支配に反対して 海まで386kmを徒歩でひと月近く歩き続けた「塩の行進」、 輸入布の押し付けに…
バングラデシュに住む、 ひとりのファキラニ(女性ファキール=ベンガル地方のイスラーム神秘主義のスーフィー行者)の話です。 コルタル(小さなシンバル)の超絶名手であり 魂からしか歌う事ができないような修行者です。 コルタル…
スンダルさんとは、師匠の所で出会いました。 師匠の所に行って、2回目ぐらいの時にか、 夕食にご友人と遊びにいらしていたのが最初だったと思います。 スンダルさんは、小さいというか、背が低くて小人のような マラヤーリー(ケー…
「昼間でも、あるいは夜空が曇っている時でも、 星は存在して輝き、瞬いている。 そういう事を想うとき、僕は本当に幸せだと思うんだ」 緑に溢れるアシュラムで、虫の声がむせる程にあふれる、ある夜 ヨセフはこう語りました。 ヨセ…