🟡 3/29(金)『女たちの音づれの夕べ~パロミタ友美・佐藤二葉の二人会』 🟡

世界が広がるインド音楽講座 全5回(9〜11月)

イベント詳細

世界が広がるインド音楽講座(全5回)

講師:寺原太郎

聞き手:パロミタ友美

9月15日、29日、10月20日、11月3日、17日
すべて木曜日 19時〜21時

(※1回ごとの申し込み)

対面(限定10名/西荻窪)・オンライン(アーカイブ視聴あり)
1回3300円

予約申し込みはこちら・Peatixから
第1回(9/15) 第2回(9/29) 第3回(10/20) 第4回(11/3) 第5回(11/17)

  • インド音楽って何? ラーガって何?
  • 楽譜が無い?
  • どの楽器も共通の曲しか無いってどういうこと?
  • 民族音楽なのに複雑精巧?
  • なんでそうなったの?
  • 太郎さんが嬉々として、分かりやすく実演まじりで語ります。

「世界が広がるインド音楽講座」
全5回(でも1回ごと申し込み!)やります。

より詳細の情報も下に載せますが、
ここでは先に、企画者である
私の想いを綴らせていただきます。

そもそもは、太郎さんが、
ご自分のイベントの投げ銭用に
Noteで記事を書かれていて、

私がそれに、「そのうち、太郎さんが
こうしたことを嬉々として語る企画などしたいですね」
と反応しました。

それから私の中で実現可能性が
みるみるうちに育っていきまして
たしか翌日にはオンライン会議を行い
即日決定! という感じでございました。

インドでは、インド音楽という基準が
西洋音楽と同じぐらい、あるいは
もっと強い、というぐらいに、
強固な存在感を放っています。

それは、日本の「西洋音楽が基準、
日本の伝統音楽であってもオルタナティブ」
となってしまいがちな意識とは
全く違う環境です。

民族音楽と呼ばれるものへの、
本当に無邪気なところでの蔑視がある、
無意識に下に見てしまうような
日本の状況。

この状況を少しずつでも
変容させていきたい、という気持ちが
私の中で日に日に強く育っていたところで
どんなことができるかな、と思っていました。

インド音楽という広大な世界、
西洋音楽とは異なる地軸
紹介するのに、太郎さんほど
うってつけの人はいないでしょう。

さて太郎さんは、
日本においてインド音楽を代表するひとりですが

インド音楽というのは、やっぱり
ただ、音楽、というのとは違うんです。

ただ音楽であるだけの音楽というものが
そもそも地球上に存在するのか?
という疑問はひとまず置いておいて

ミュージシャンとして活動されたり、
あるいは扱われたりするときの太郎さんは
インド音楽を体現する寺原太郎という人の
ほんの一部でしかない、
という風に私には見えます。

僭越ではございますが
そんな太郎さんの、
インド音楽の深みを芯まで
吸い込んでいるあり方を
聞き手として引き出したいと
目論んでおります。

そして、そんな異なる音楽理論世界が
世界中に、様々な形で、
実際のところ乱立しているのです。
それが少しでも実感できる機会にしたい。

そんな想いで、
「世界が広がる」インド音楽講座、
と名付けさせていただきました。

もうまず間違いなく楽しくなりますので
皆さまのご参加をお待ちしております。

イベント詳細

世界が広がるインド音楽講座(全5回)

講師:寺原太郎

聞き手:パロミタ友美

9月15日、29日、10月20日、11月3日、17日
すべて木曜日 19時〜21時

(※1回ごとの申し込み)

対面(限定10名/西荻窪)・オンライン(アーカイブ視聴あり)
1回3300円

予約申し込みはこちら・Peatixから
第1回(9/15) 第2回(9/29) 第3回(10/20) 第4回(11/3) 第5回(11/17)

  • インド音楽って何? ラーガって何?
  • 楽譜が無い?
  • どの楽器も共通の曲しか無いってどういうこと?
  • 民族音楽なのに複雑精巧?
  • なんでそうなったの?
  • 太郎さんが嬉々として、分かりやすく実演まじりで語ります。

「世界が広がるインド音楽講座」
全5回(でも1回ごと申し込み!)やります。

日本でインド音楽を代表するひとりである
バーンスリー(竹笛)奏者、寺原太郎さん。

近年はるろうに剣心実写版の曲や、スーパー歌舞伎ワンピース
挿入曲に参加したり、

今年10月からの朝ドラ「舞いあがれ!」で音楽を担当

アフガン音楽に参加したり、チベット音楽と共演したり……
広く活躍されていますが、

そのバックボーン(背骨)は間違いなくインド音楽
間違いなく、日本で最もインド音楽を
ディープに強烈に愛する人間のうちのひとりです。

日本で育つと、どうしても西洋音楽が「基準」
となってしまいますが、

インドでは西洋音楽と同じぐらいか、
むしろ凌駕するほどの強度で
インド音楽が「基準」となっていて、

今や世界的な人気を誇るインド映画(ボリウッド)の
印象的な曲の数々を作る作曲家たち
99.9%はインド音楽と西洋音楽、
両方の知識を習得して曲作りをしています。

また、世界中から一流の音楽家が訪れて
インド音楽を学んだり、
現地の音楽家とのコラボレーションをしたりもしています。

シタールだけではない、タブラーだけではない、
それは広大な大陸のほんの一部分でしかない

深淵でありながら超モダンの最先端である
インド音楽を深く楽しく体感的に知っていこう
という「世界が広がるインド音楽講座」です。

既にインド音楽に親しんでいる方にも
そこが知りたかった
そんなの知らなかった」が
盛りだくさんの内容になるかと思います。

複雑に体系だった北インド古典音楽
バックボーンとする太郎さんを語り手に、

インド音楽と言っても民俗的な方の音楽
バックボーンに持つパロミタが聞き手を務めて

たぶん割と遠慮なく切り返していくので
多面的・多元的なお話になっていく予定です。

太郎さんはインド音楽を
本当に体現しているようなひとですが、
意外とその面は外に伝わっていないように思います。

「え? 知ってるよ?
太郎さんめっちゃインド音楽じゃん」

と思われるかもしれませんが、
きっとご参加いただけたら
私が言っている意味がお分かりになります。

一回一回、個別に参加者を募りますので
お好きな回にご参加いただけますが
シリーズにはなりますので、
通しての参加がオススメです。
オンラインはZoomでご参加いただけます。

会場は、西荻窪駅(東京)から徒歩3分ほどの場所で、
参加者には後ほど案内をお送りします。

▼太郎さんからいただいた(触れるかもしれない)テーマリストです。

「第○回でどれを取り上げます」などは、分かりません。

これだけ見るとあんまり面白くなさそうかもしれませんが、
実際はここから様々に広がってめちゃくちゃ面白くなりますので
参考にする程度で楽しみにいらしてください。

○インド
「インド」とは
僕らのイメージするインド
広さ、人口、言語、食文化、多様性
インドはいつからインドになったのか
北インド古典音楽が成立した頃のインド

○インド音楽
南北古典の違い、歴史的経緯

○北インド古典音楽
いつ頃、どうやって今のスタイルができたのか
仕組み、構造
ラーガとターラ

○インド音楽の特徴
即興
季節や時間
声楽主義

○師弟関係
どうやって習うのか
師と先生

○ラーガ
ラーガと音階
時間と季節
性別 ラーガマーラー

○ターラ
division
カーリーkhali
ex. DhamarとDeepchandiとAda Chautal〜3つの14拍子

○楽器
北インド古典音楽で使われるメロディー楽器
楽器の買い方

○練習
練習方法
練習時間
僕がカルカッタにいた時

寺原太郎 Taro Terahara プロフィール:
バーンスリー奏者
91年より巨匠ハリ・プラサード・チョウラスィア師の弟子である中川博志氏に、96年より巨匠ニキル・ベナルジー師の愛弟子H.アミット・ロイ氏に師事。06年より継続的にオーストラリアWoodford folk festivalに出演。07年坂本龍一プロデュース「ロハス・クラシックコンサート」出演。映画「るろうに剣心」(2012、2014)、スーパー歌舞伎Ⅱ「ワンピース」(2015)、インドネシア映画「見えるもの、見えざるもの(Shikala Niskala)」(2017)等で挿入曲を演奏。今年10月からの朝ドラ「舞いあがれ!」では音楽を担当。国内外で演奏活動を行う。共演にU-zhaan、常味裕司、Tenzin Choegyalなど。2016年より都賀のギャラリーで「世界音楽紀行」をナビゲート、ワールドミュージックフェスティバル「オンガクノムラ」企画。インド古典音楽の深い理解に基づく、叙情的かつダイナミックな演奏で、各方面より高い評価を受ける。
http://srgmtaro.jimdo.com/

聞き手:パロミタ友美
バウル行者、翻訳者、画家。
2013年よりパルバティ・バウルに師事、2017年より許されて公演を始める。2018年、仲間と主催した師の来日ツアー「バウルの響き」はのべ1000人動員。
日英バイリンガル、ベンガル語とマラヤーラム語とサンスクリット語はちょっと分かる。
翻訳書に『9つの人生:現代インドの聖なるものを求めて』(集英社新書)。
風響舎主宰。他、価値があると感じた企画を何でも主催。
https://tenziku.com/

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最初に、パロミタの自伝シリーズが11回に渡り配信されます。
もちろんお時間無いときはスルーしてくださいね、という前提なのでお気軽にどうぞ。

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