ある女性スーフィー行者の話
バングラデシュに住む、 ひとりのファキラニ(女性ファキール=ベンガル地方のイスラーム神秘主義のスーフィー行者)の話です。 コルタル(小さなシンバル)の超絶名手であり 魂からしか歌う事ができないような修行者です。 コルタル…
バングラデシュに住む、 ひとりのファキラニ(女性ファキール=ベンガル地方のイスラーム神秘主義のスーフィー行者)の話です。 コルタル(小さなシンバル)の超絶名手であり 魂からしか歌う事ができないような修行者です。 コルタル…
ネットで探しても見つからない歌 私は今バウルのうたを学んでいて、 昨日、今まで学んだうたを数えてみたら、 104ありました。 この104曲は、ほとんどは一度は覚えた事がある詩で、歌です。 他に、ノートに書いてあるけどまと…
神がモスクにおられるなら、 この世は誰がつくったというのか? ラーマが巡礼地の神像に留まるなら その像が無くなればどうなるのか? ハリは東に、アッラーは西に。 しかし心の中を見つめれば、 そこにカリームもラーマもいるだろ…
イェーシュダースの歌うクリシュナ讃歌 ケーララ州の早朝、5時。 暁の時間帯に、 ヒンドゥー寺院からのクリシュナ讃歌が 近隣に響き渡ります。 これは、インドの南、西海岸にある ケーララ州では、 どこでも見られる光景です。 …
アミール・ホスローは 現在の北インド古典音楽カヤールの基礎を築いたとされる 13世紀の詩人です。 シタールやタブラなどの 今やインド音楽のアイコンとなった楽器も 彼の発明だと言われています。 「インドのオウム」とも呼ばれ…
パルバティ・バウル、音の行[ナーダ・ヨーガ]について語る パルバティ・バウルです。 インドの西ベンガル州から来ました。 バウルについて バウルの伝統は… 私の師匠ショナトン・ダス・バウルによると、 シヴァ神が最初のバウル…
画像ソース:ウィキ インドのほとんどの打楽器に 共通する事として、 「ボール」や「コンナッコール」 などと呼ばれる リズム言葉の存在があります。 タ、ティ、トン、ナム タディギナトン タゲナディナゲディナ など いわゆる…
私がケーララ伝統のソーパーナ音楽を習おうとしていた時、 教わった歌の一つに、カラム(コーラム/吉祥文様)の歌があります。 歌詞はこんな感じです。 黄金色のおみ足の縁取りを この手で拝みます おみ足の、新芽のような指先を …
インド音楽と言った時に、真っ先に思い浮かぶものと言ったら 何でしょうか。 シャラララララン…という、まさに天上の音楽というような シタールの音色でしょうか。 それとも、どこか水の音を思い起こさせるような タブラの音色豊か…
近代以前のケーララについて語る時、 一般的には三つの地域に分けられます。 北から、マラバール、コチ、そしてトラヴァンコー。 現在の州制になる前は、今よりもケーララと呼ばれる地域は広く、 南のトラヴァンコーはインド最南端の…