13:00op / 13:30st / ¥2500+飲み物
Withナマステ楽団
この日は自作の日本語の歌のみを、
ドタラだけ携えてがっつり歌います。
ご予約はこちらから。
3月29日の会で思ったことのひとつは、
受け取った伝承歌や、
修行を重ねた行者の作歌は、
わたしをより深いところへと導いてくれる。
同時に、私自身の言葉で紡いだ
日本語の歌は、聴く人を
私自身のその体験へと繋いでくれるし、
やはり言葉としてダイレクトに沁みる(ように思われる)。
6月30日の高田馬場は、敢えて
日本語の歌のみを歌おうと思っています。
バウルを基盤・前提とした歌しか生じないから、
バウルでない歌ではありません。
でもバウルの歌であるとも、
私自身には言えません。
共演で誘ってくださった
ナマステ楽団の末森さんは、詩人です。
私がそう認識する相手が非常に少ないことは、
ご存知の方はご存知と思います。
だから私も私自身の詩で応じてみたい。
前回の共演の反省も踏まえて、
敢えてそうしてみようと思いました。
今回は私も1時間ぐらい歌舞うかな?
たとえば昨年の師匠ツアーのときに
ある意味で驚いたのは、
私に興味を示す人が
師匠に会いたいと思うとは限らない
ということなのですが
それなら恐らく、
私という媒体を通してだからこそ
伝わる何かがあるということなので、
色々なやり方を試してみながら、
特に共演では、今回みたいに
日本語の歌のみを共有する機会も、
ある程度設けていこうかと思っています。
*
共演させていただきます
ナマステ楽団というのは、
ディニーシュ・チャンドラさんと
末森英機さんの二人組なのですが
おふたりともずいぶん不思議なのですが
このデイニーシュさんというのも
面白いというか、すごい方で
スティーヴィー・ワンダーのツアーに
タブラ奏者として参加されていたのですが
かと思えば札幌の路上で五年間
来る日も来る日もタブラを叩いていたり
今はツアーの無い昼間は
建設現場で肉体労働をしているそうですが
(頭を使いすぎるとバカになるからだそうです。
あと、どんなにお金をもらっても
気に入らないステージだったら帰るそうです。
そこの采配の信頼をされているのが
末森さんでもあります)
雇い主がグルジーと呼ぶので
従業員からみんな、何も知らぬ日本人同僚も
グルジーと呼ぶようになり
そんな重いもの持たせられませんと言われるだとか
夕方五時以降は
タブラを叩く瞑想の時間だから
絶対に残業はしないだとか
聞けば聞くほど面白いエピソードが出てくる
この方も、まさに現代を生きる行者だなと思います。
私はこれまで、実のところ
タブラと共演したことは無く
それは、
インドでも日本でもパーカッションと言ったら
猫も杓子もタブラという感じで
あとバウルとタブラというのが、
また何というか……というのもあって
敢えて避けてきた
という面もあるのですが
ディニーシュさんとの共演は、
光栄のひと言に尽きると同時に
とても楽しみです。
星の光がまろびでてくるような
音を紡ぐ方です。
ちなみにディニーシュは太陽、
チャンドラは月なので
お名前に太陽と月を持つ方です。
そしてナマステ楽団相方の末森さんは
また変なというか不思議な方で
昔は狂犬と呼ばれていたそうですが
名状しがたいおじさんです。
ディニーシュさんもそうですが
長野に住むチベット音楽僧侶の
テンジン・クンサンさんの信頼も厚い方で
お会いすると、ファキールのような目
透徹した眼差しをしていて
これは僧侶系の人に好かれるわけだ
と納得します。
ちなみに今はシンガーソングライターでもあらせられますが
最初にディニーシュさんに出会ったとき
音楽はしたことが無かったのに
「あなた音楽家でしょ」と言われて
「いやおれ音楽なんか知らないよ」
「いや、あなた音楽家だよ」
と押し切られてギターを弾き始めた
というエピソードがあります。
話を聞くほど、
わらしべ長者みたいな方で
でも物質的な長者になることには
興味が無いようで
「これ、おれデレデレしてるんだけど」
と見せてくれた、
若い女の子に囲まれている写真は
確かにデレデレしているのですが
釜ヶ崎のたこ焼き屋のおやじさんと
一緒に写っている写真でも
同じぐらいデレデレしています。
あと、ゴミにできるほど
詩を書きちらかしておられるそうです。
そういう、説明しづらい方です。
13:00op / 13:30st / ¥2500+飲み物
Withナマステ楽団
この日は自作の日本語の歌のみを、
ドタラだけ携えてがっつり歌います。
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※
ジョイグル
(バウルの挨拶
「あらゆる命が本来に輝きますように」)
今日も明日も良い日でありますように。
パロミタ
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