🌕6月30日高田馬場ときわ座、7月13日国立ギャラリービブリオ🌕


🟡 8月26日9月23日10月21日 (月)
世界が広がるインド音楽講座2024

🟡9月16日 音楽のあわい@祖師ヶ谷大蔵ムリウイ
Op16:30 st17:00 ¥3000+飲み物
With寺田亮平、寺原太郎。

人形遊びと神遊び

サラスワティープージャーが2月にあり

ちなみにサラスワティーというのは
いわゆる弁天様の由来の女神。

川の名前の神であり
(「水を保持する女者」の意の名)
一般的に学問芸術の神様です。

昨年は東京のベンガル人会の
サラスワティープージャーに参りました。
プージャーってだいたい祈祷って訳しますが
こういう機会はお祭って訳す方がいいかな?

今年はインドで、
師匠のアシュラムにいたわけですが

ノートとか、数珠とか
楽器とかを
祝福を受けるために
この日は差し出しておくのですが

それは置いておいて、
神像を浴油し
つまり、オイルなどを注ぎ
みそぎというか、清めるのですが

そうかこれが仏教で言う浴油か!
と膝を打つと同時に

それまでの神像の服ごと
油に浸し、
脱がせ、
新たな服を着せる

という一連に、
何だか人形遊びを見ているようで
かわいらしくも感じたし
不思議な心持ちになりました。

人形遊びが神遊びに通じるというのは
何となく民俗学的な知識、
というよりは聞きかじりのイメージとして
何となーく頭にあったのですが

その神遊びを目の前に
当たり前に見ているようで
目をシパシパさせるような
(実際、屋内ホーマの煙で
室内は煙だらけ、クラクラして
私は後からがっつり体調崩したのですが)

不思議な体験でした、
座ってマントラ繰り返しながら
見ていただけなのに。

その後ヴリンダーヴァンに行ったときに、
小さな神像用のお召し替え服やジュエリーが、
たっくさん、売られていました。

いや、確かに、こんな小さな服が
売っているんだなーとは
祀られている神像を見て
思っていたんです。
むしろ誰か作ったのかなぐらいに
どこかで思っていたかもしれない。

でもさすがの聖地では
神様の人形服の屋台というかお店というかが
ズラーッとあちこちに並んでいて

そういう一大文化であり、伝統なんだな
と、ようやく腑に落ちたのでした。
全然、知りませんでした。

私自身は、人形やぬいぐるみ自体は
好きですが
ケアをする、面倒を見る才能が皆無なため
御服は入手しませんでした。

マトゥラーでたくさん見かけた
ハイハイの赤ちゃんクリシュナには
心惹かれるものがありましたが
(つぶらな瞳がかわいい)

手元に置いたら最後、
ちゃんと面倒見るまで
トラブルを起こされるに違いない、
という戦慄の予感がしたため
丁重にその場を離れさせていただきました。

うちの神様たちにも
毎朝お花を供えるぐらいはしようかなと
そういえば帰国前に考えたことを
これを書きながら思い出しました。

お香だけは欠かさないのですが
お花も、うん、心がけます。

最近は、また彫刻夜更かしで
朝が遅くなっていることが問題。

– – – – – –

ジョイグル
(バウルの挨拶
「あらゆる命が本来に輝きますように」)

今日も明日も良い日でありますように。

パロミタ

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