南インド古典、カルナーティック音楽の歴史
インドで「クラシック音楽」と言った時に一般的に意味するのは、 「インド古典音楽」の事です。 そして南インドでは、これが「南インド古典音楽」 すなわちカルナータカ(もしくはカルナーティック)音楽になります。 一般的に、北の…
インドで「クラシック音楽」と言った時に一般的に意味するのは、 「インド古典音楽」の事です。 そして南インドでは、これが「南インド古典音楽」 すなわちカルナータカ(もしくはカルナーティック)音楽になります。 一般的に、北の…
詩とはうたうもの きっと多くの原初の社会がそうであったように、 インドにおいても、詩といえば歌うもの、でした。 インドでは特に、近世までその伝統が一般的に受け入れられていて、 読む文学としての紙の上の詩が導入されたのは、…
ケーララ州の芸能と言って有名なのは、 何と言ってもカタカリです。 極彩色の派手な装いの舞踊劇、という性質から よく歌舞伎や京劇と比較されます。 伝統的には、全てが男性によって演じられる舞踊劇です。 アジア初のノーベル文学…
ヒンドゥーの聖典や教典には、 ・ シュルティ=聞かれたもの ・ スムリティ=思い出され記憶されているもの という分類があります。 シュルティ/聞かれたものとは、すなわち天から授けられたもの。 有名な聖典、ヴェーダやウパニ…
マッピラの歌 「マッピラ」という言葉は、北ケーララに於いてはムスリムを、 南ケーララに於いてはクリスチャンを意味するそうです。 しかしマッピラ・パートゥ(マッピラの歌)と言う時には、 必ずムスリム=イスラーム歌謡を指しま…
インドの「州」について語るのは、いささかトリッキーです。 それ自体は、境界線あるある、かもしれません。 とはいえ、インドでは概ね言語によって州が決まっているので、 その点では、たとえばアフリカの直線の国境のような あから…
ケーララのフォークダンス、という括りで語るなら、 忘れてはならないのがティルワーティラカリ (またの呼び名を、カイコッティカリ「手を叩く遊戯」)でしょう。 女性による、いわば盆踊りのような輪舞で、 かつてはどの村でも夜通…
聖トマスが宣教した? 西暦52年、この地に使徒トマスが降り立った、と言われています。 よくある眉唾ものの話に聞こえるのですが、 実は当時、アラビア海を挟んでローマ帝国と、インド西南のケーララ地域の交易が盛んで、 むしろそ…
インドに行っていてよく訊かれるのが、 「おなか壊さない?」という事です。 こわさない訳ではないのですが、私は胃腸が弱いので、 日本にいても年がら年中こわしています。 でもインドにいるからと言って、脱水症状のようなひどい目…
オリッシー・ダンサーの先駆者、ラクシュミプリヤ・モハパトラが、オリッシーがインドを代表する古典舞踊の一つに成長するまでの逸話をニタ・ヴィディヤールティに語る。 オリッシーは今やインドを代表する古典舞踊の一つである。その成…