🟡 3/29(金)『女たちの音づれの夕べ~パロミタ友美・佐藤二葉の二人会』 🟡

4月14日ソロ公演 バウル歌舞いの会vol.12

詳細
2023年4月14日(金)
バウル歌舞いの会 vol.12
開場6:30pm 開演7:00pm
2500円(1ドリンク別)
場所 祖師ヶ谷大蔵ムリウイ
飲食 ドリンクのみ
予約 tomomi.paromita@gmail.com もしくはこちらから
(当日券も出ると思いますが、ご一報いただけると嬉しいです)
詳細:
https://note.com/muriwui/n/naada1becbbcc

うたが、いつか薬だけでなく甘露になりますように。

「歌い手はやがて消え、うただけがある」
と師匠ひいてはバウルは言います。

そのうたは先師たちの言葉、
うたうことで先師が顕現する。

そのために本来の声という、
透明な状態が要る。
その先師も更に先師を体験した。

そうやって連綿と続く過去と、
現在に含まれる未来と繋がるし、
時から自由になると言える。

ダンサーの身体が消える
という言説は
あちこちで見聞きしたけど、
バウルの文脈ではこういうこと。

……ということを、やっと
言語化できるぐらいに
理屈としては飲み込めたかもしれません。

言葉にできたからって
理解できてるとは言えないし、
引き続き取り組んでいきます。

「私が歌う」ということに気を取られて、
この敬虔さ、
ひとつひとつのうたに
向き合う姿勢が
私にはずっと欠けていたのだと
骨身に沁みて思う次第であります。

結局あらゆることの答えは
バウルのうたにあったのに、
と目をひらかされることの多い昨今です。

この気づきがあってから、
うた自体が声を導く
のだということが、実感として
体験されるようになってきました。

うたの作者の声を聴くように、
うたう。
うたっているとき、
その詩を聴いている。

そうなって今、
ドタラ(弦楽器)と一緒に
うたう=聴くことが
楽しくて仕方ないのです。

うたうこと=ちゃんと聴くこと
=ちゃんとうたうこと

なんだなあと、やっと体感として
(録音で確認しても)
分かってきたので、

やっとその先の、
聴衆にとっても
聴くこととうたうことが同じになる
という地平が少しだけ
見えてきたような気がします。

理想の行者が牧女ラーダーだからか
バウルのうたいは、
男性行者の場合はどこか女性的で
女性行者の場合はただの人間になるような
そんな気がします。

今回はドタラとの歌舞いが多くなります。
(エクタラ=一絃琴も少しやります)
ここのところずーっと、
ドタラを弾き歌っていて、
もう愛おしくて愛おしくて
たまらなくてですね……。

ドタラ琴:バウルの楽器紹介④

鬱的になるときというのは、
自分のことばっかりになって
外への目が遮られているとき
だなという感覚があったのですが

あれ、逆かも、と思うことがあって

その状態の私というのは
むしろ、外の影響を
受け過ぎている状態なのかも、と

抽象と具体に本当のところ違いは無い
という話を
ちょっと前に友人たちとしたのですが

本当の「私」の状態の方が
むしろ、他者にもひらけたり
自然と繋がっていたりして

視野狭窄に陥って制御がきかないときは
外の影響が深く入り込んで
切り分けられなくなっているとき
なのかもしれない、と。

ここしばらく遠ざかっていたのですが
久々に六根清浄祝詞を続けようかなと
思ったりしています。
今の方が、より意味が分かる気がする

マントラでも何でも、
言霊として意味は分からなくてもいい
とも言われるし、
それもそうなんだろうと思うのですが

バウル的には、
意味を分からずにうたっても
キールタン(讃歌)も
キ・ロトン(宝なし)
ということになるので

だから私は意味にしつこいぐらいに
こだわる(説明を求めるのではなく)し、
というか
こういう私だから、
バウルに導かれたのかと思います。

– – – – – –

ジョイグル
(バウルの挨拶
「あらゆる命が本来に輝きますように」)

今日も明日も良い日でありますように。

パロミタ

詳細
2023年4月14日(金)
バウル歌舞いの会 vol.12
開場6:30pm 開演7:00pm
2500円(1ドリンク別)
場所 祖師ヶ谷大蔵ムリウイ
飲食 ドリンクのみ
予約 tomomi.paromita@gmail.com もしくはこちらから
(当日券も出ると思いますが、ご一報いただけると嬉しいです)
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うたが、いつか薬だけでなく甘露になりますように。

 

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