🌕11/13「歌は生きている」@札幌みんたるwith中村会子🌕


🟡11/8(土)東京・国立
天真のふるまいーチベット音楽とバウルの歌と舞
@国立・ギャラリービブリオ
チベット仏教音楽家テンジン・クンサン
バウル歌舞パロミタ友美
OA.スエモリヒデキ(exナマステ楽団)
開場13:30 開演14:00 料金¥2500

後期密教に端を発する
ふたつの伝統の共演

🌕11/13(木)北海道・札幌
歌は生きている
〜インド吟遊行者バウルと失われた中世古楽の対話〜
パロミタ友美×中村会子

ユネスコ無形文化遺産にも指定されている、修行歌の伝統、バウル。遅くとも8世紀〜12世紀の仏道密教にその源流を辿れるとされる、舞歌うヨーガ行者たちの生活。一方、写本や様々な断片をよすがに、当時の音楽の姿の再現をこころみるヨーロッパ中世古楽。現代に残るバウルのあり方から得られる示唆とは。
対談と歌舞のデモンストレーション。

日時| 11/13(木) 19:00 start
会場| フェアトレード雑貨&レストラン みんたる
料金| ¥2500+ワンドリンク

予約| 出演者まで

なぜ呼びかけるのか

そういえば、保育園に
伺ったときにした話で

バウルの公演では最初に
聖者やグル、神さまに呼びかけて、
ここに来てください
私の心の蓮にいらしてください
とうたうことが多いです。

バウルにとっての神さまは
お空の向こうにおわすものではなく
いや、お空の向こうにも
いるかもしれないけど

本質的には自分の内側にいるものです。

自分の内側にいるのに
どうして、来てください、と
呼ぶのかと言うと

いるはずなのに、
見つけられなくなっているからです。

自分の中の光を
いつでも見つけられるわけではない、
だから呼びかけるのです

と。

それで、ここまでは
そのときは話さなかったけど

聖者はグルや
自らの中の神を見つけ、
いつでも繋がっている存在であり
その点で行者/弟子にとって
源との仲立ちであると同時に
修行体験としては
神と変わりがありません。

(また、そんな師の座に
坐り続けることを
自らに課すことで
師は最高の弟子となります)

だから、来てください
と呼びかけます。

あまりこういう観点というか
順序で語ったことは無かったけど

ああ、そういうことだな~と
自分で思ったのを
ふと思い出したので
記しておこうと思いました。

バウルの歌いでは、
時に発露する、叫ぶような、
とても高い声が特徴的で

これは特に、
古典音楽的な発声との違い
で目立つところでもあると思います。

でも、バウル行者は
何時間でも歌い続けられます。

バウルの叫びは、
赤子が母を呼ぶような声
だと言います。
赤子が泣きすぎて喉を痛めるだろうか?

赤子が母を求めるように
ただ純粋に、
一心に、声を上げるのです。

ありがとうございました! この写真を撮る頃には子どもたちは皆リタイア……とても貴重で素晴らしい時間をいただきました。

ジョイグル
(バウルの挨拶
「あらゆる命が本来に輝きますように」)

今日も明日も良い日でありますように。

パロミタ

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