🌕6月30日高田馬場ときわ座、7月13日国立ギャラリービブリオ🌕


🟡 7月13日(土)国立ギャラリービブリオ
16:30open 17:00 start チャージ2500円
「恋うたでない恋うた」
パロミタ友美ソロ・バウル歌舞い

🟡6月30日(日)高田馬場ときわ座
13:00op / 13:30st / ¥2500+飲み物
Withナマステ楽団
この日は自作の日本語の歌のみをがっつり歌います。

多摩美術家協会展と作品「祝祭」について

ブログで全然お知らせできなかったのですが
5月20日(月)~5月26日(日)
多摩美術家協会展に出品させていただきました。

(こういった情報を逃したくないな〜という方は
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ブログの更新作業はどうしても手間がかかり💦)

多摩美術家協会展は
昨年は招待作家としての
出品だったのですが

年に一度の、
大きな作品を描く機会として

そして、個展では届かない
出会えない人の目に触れる
機会として

会員として出品させていただく
ことにしました。

今年はあまりにもテーマが決まらなくて
もう作品制作やめたほうがいいんじゃないかとかも
思ったのですが

ようやく描き出してみると、
この機会を自分に与えておいて
良かったなと思います。

この大きさでないと描けないもの、
個展でないからこそのある種の気楽さと自由さがあって
ただ自分のために、
この機会を掴まえておいて、良かったです。

そして、
この頃仏像やら刺繍やらで
より満たされるようになって
あやふやになっていた
自分がどんな制作をしていきたいのかを
改めて考えられたので。

今年の冬に見た師匠の歌舞をテーマにした画と、
ラーダークリシュナの彩色レリーフ(A4サイズぐらい)
を出品します。

バウルの一番大きな祭典
ジョイデブ・メラは三日三晩続きますが

それぞれのアシュラムやアカラでの
毎年のお祭り=メラもあって

そのひとつ、
モハノンド・ゴシャイのアシュラムの
メラに参じたときの記憶を元に
描いたのが今回の師匠の画です。

モハノンド・ゴシャイの流派は
正統派の中でも、何と言ったらいいんだろう、
ガチというか、本物のというか
そういう系統のバウルの方で

その夜も、訪ねると
もう何十年も行に身を捧げている
バウルや行者たちが
屋内で座ってたむろしていて

中庭をステージにした空間は
その時間はまだ、村人や
やってくる観衆も少なく
それから1、2時間のうちに
みっしりと集まり出します。

祝祭と題しましたが
祭というのは確かに共同体のもので
共振とも感染とも表現されるような
高揚や興奮のあるものです

それがハレの祝福となる、
命の歓喜となるとして

バウルは、その一人ひとりが
内側に祭りの種、祝福の源泉を
持っていて
(もちろん本来的には
誰もが持っているものですが)

それを歌舞を通して
その場に広げ、
人々に浸透させてしまう

バウルの祝福は
ただ良い音楽を共有する
というものではなく
修行による本質的なよろこびの実感、体験を
転写するようなもので

この行者ひとりの体験がひととき
臨席した人々に広がり
それがまた一人ひとりの
祝祭の記憶となっていく

そういうものだと実感した
師匠の歌舞の記憶を
画にしました。

(全然知らない人には
何にも伝わらないことが分かったので

ギャラリートークをするなら
どんなことを話せばいいかなという
ひとつのメモと叩き台として
書いたもの)

– – – – – –

ジョイグル
(バウルの挨拶
「あらゆる命が本来に輝きますように」)

今日も明日も良い日でありますように。

パロミタ

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