1月のある日、
奈良の興福寺の近くで展示がしたいな、
と唐突に思い立ちました。
何と、実現します。
会場は、ギャラリー天平ならまち さん。
興福寺の展示室は、私には何時間でも過ごせる場所で
敢えてその近くで展示をしたいと言うのは
畏れ多いと言うべきですが
そのときはなぜか
素晴らしいアイデアとしか思えなかった笑
ので、光の速さで実現の手配をし
その後1〜2月と、体調に始まり
心身の低迷期が続き、
気がつけば1ヶ月前を切り、
今や2週間前になってしまって
自分の内側を掘りに掘り続け、
向き合いに向き合い続けて
疲労困憊し
もう無理なんじゃないかと
たぶん今までで史上最高に弱気になっていたのですが
やっと大丈夫な気分に舞い戻って参りました。
祈りや行の形としての作品たちです。
告知画像に載せているような、
インド神話の世界を
日本的な木彫と彩色で形作ったもの
と、和紙に顔彩を基調とした
平面の絵画作品
を中心とした、展示販売になります。
バウルをテーマにした画も、制作中です。
前述した体調不良のため、
新作が当初の予定よりも
制作できていないという実情ではありますが
形になっているもの、なりつつあるものは
どれも、制作者である私自身、
心満たされるものばかりです。
ご覧になられる皆さまも、
同じように感じていただけますように。
まだ何を持って行くか最終決定していないのですが、
20〜30作品になるかと思います。
また、私の訳書（『9つの人生』）や著書等も
販売いたします。
既にお持ちの本、
もしご持参いただければサインします。
関西圏の皆さま、ご旅行でいらっしゃる皆さまと
お会いできることを楽しみにしております。
ちなみに、奈良での展示を思い立ったのは
福井安紀さんの『職業は専業画家』を拝読して、
そういえば私、コロナで色々忘れてたけど
元々は、色々な土地に遠征したかったのよね
と、思い出したことがきっかけです。
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