バウル行・詩と身体

パロミタ友美

 

世界が広がる

わたしの本来に安らぐ

矛盾しない

自由への歌舞い

 

 

自身の本来に安らぐことが、
すべての芸事≪アート≫の本質だと
思っています。

それは、インドに通って
バウル修行の過程で
学んできたことのひとつであり

自然と惹かれる人、もの、ことに
共通しているらしいことです。

同じ場や時間を共有することで
インスパイアされる
自分の内側に眠る何かが
揺り起こされる
琴線に触れるように
互いにその震えが循環する

世界が広がる

そうした場を作っています。

誰かに会いに行くとき
きっと私たちは、
相手を通した自分に
出逢い直しに行く。

音楽や、話や、演劇などの公演に
わざわざ足を運ぶのは何でだろう
と考えたとき

自分の中の、
ひとりでは触れられない尊いもの
に触れるために行くのだ
ということを思います。

 

自由と言うとき、
自由になりたいのに
自由がどういうことか分からない。
本当は知っているはずなのに。

とても惹かれた誰かや、何か
がむしゃらに学んで、
時には真似て、真似て、真似て
気がついたらその先に、
過去のどこよりも
自由な自分がいた、ということがあります。

きっと、学ぶというのは、
そういうことで

そうした体感が結露するような
そういった体験の過程にある
大好きな人たちを集めた
企画をしています。

記憶の中で輝く
宝石のような時間。

言葉は本来、
人を助けるもの
行為を助けるもの

語りを通して
舞踊の舞台を
より濃密に用意する

 

言葉ではないものが
言葉になり
そしてまた言葉ではないところへ
分解されていき

そしてまた言葉になる

そのプロセスが、
自然と翻訳という仕事にもなります。

 

詩とは、力ある言葉

言葉の基盤は、存在

結局、身体に取り組むしかない
心すら身体の一部
身を離れた心のことは
生きている私たちには、
おしはかるしかできない

だからこの身の大海の中に
潜り潜っていく

それを瞑想と呼びたくば呼べ
祈りと呼びたくば呼べ
稽古と呼びたくば呼べ

どんな行いも、
私にとっては行です。
心も身もなく

 

 

 

 

これまでの大きめ企画

2022/4/29 【南インド古典舞踊公演『花をささぐ』

 

2022/1/30【唄と踊りのインド〜インド草の根芸能祭

次は

 

 

プロフィール

パロミタ友美

バウル行者(弟子)、翻訳者、詩人、画描き。
2013年よりパルバティ・バウルに師事。
オーストラリア国立大学でサンスクリット語と言語学を学び、「詩を歌う」文化への興味からインドの歌文化に惹かれる。
ケーララ州で日本語講師をしながら南インド古典声楽を手習いしていたときに、縁あってパルバティ・バウルに出会い、のちにバウルの道に入る。
2018年、パルバティ・バウル来日公演ツアー「バウルの響き」を有志の仲間と共に主催、のべ1000人余りを動員する。

幼い頃から日本の古代に、十代から武術や身体文化に興味があり、現在も日本では舞などを学びバウル行の糧としている。
日英バイリンガルで、ベンガル語、マラヤーラム語、サンスクリット語はちょっと分かる。
訳書にウィリアム・ダルリンプル著『9つの人生:現代インドの聖なるものを求めて』(集英社新書)、パルバティ・バウル著『大いなる魂のうた:インド遊行の吟遊詩人バウルの世界』(バウルの響き制作実行委員会)

風響舎主宰。

 

 

 

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