あるチベットのお香が
セールで安くなっていたので、
入手してみたのですが
第一印象は
「人を洗脳するのに使えるお香」
というもので
それぐらい強烈で
正直、これ本当に合法なの?
と怖くなったぐらいなのですが
成分表もぜんぶ書いてあるし
正規に輸入されているものなので
大丈夫なのでしょう。
ものすごく由緒ある
薬草製のお香らしいです。
たぶん、わたしが酩酊物質に弱いので
効きすぎたということなのかと
思うのですが
脳にいい感じに靄がかかるというか
ビジュアライズ系の瞑想に良さそうな
次元がちょっと変わるわねみたいな
ひと言で現実的に言うなら、
あちこち弛緩する
なんか、頭蓋骨とか脳みその隙間も
ちょっと緩むような感じ。
一本焚いたら
(次からは短くして分割します)
その間ほとんどただ倒れてたのですが
かなり体調良くなりました。
調べると、場の清浄化作用が……
みたいに出てくることが多いです。
わたしの第一印象としては、
「やばい乗っ取られる」
ぐらい強烈だったのですが
確かに、終わってみると
スッキリしています。
ただ、レビューを色々見ると
人によって感じている香りが違うのか?
という気もしなくもないです。
漢方ぽいですね
(コンディションによって味が変わる
と聞いたことがあるので)。
わたしがどれぐらい
酩酊物質に弱いかというと
お酒はひと舐めで
強い頭痛がするので
全く飲めず
アーユルヴェーダの
発酵系の飲み薬で
クラクラしたこともあり
(子どもも普通に飲んでるやつ)
煙草の煙は、
特にインドのビーリーは
だいぶ慣れましたが
一般的な化学系の煙草の煙は
うっかりすると気持ち悪くなり
お香の煙は、
良いお香 というのは
たぶん、化学物質を使っていないやつ
はとても好きなのですが
そうじゃないのは、
やはり気持ち悪くなる。
(昔、祖母が
「ともちゃんは良いお線香が分かるのね~
これ高いやつよ~」
と嬉しそうにしていた)
海外の、「そういう」お草は
焚いて吸っておられる場に出くわすと
すぐ気持ち悪くなるので
即退散
という感じです。
まあ修行の場においては、
伝統の一部だったりするので
わたしは必ずしも全否定派ではないのですが
わたし自身は、
体質的に全く受け付けず
以前にインドで、そういう行者の
向かいの部屋に泊まったことがあって
一日中ぶっといのを吸っていたらしくて
もう建物の周辺が
その匂いに覆われているんじゃないか
という状態になったことがあり
他の人は
「うわー匂いすごいねー」
と言っているぐらいなのですが
わたしはひとり、
その数日間は体調を崩していました。
(色々あって、部屋を変えられる
感じではなかった)
あと、関係あるかは分からないけど
麻酔にものすごく弱くて
歯医者での麻酔で
ちょっと注入しただけでも
呼吸だか動悸だかの
反応がすごいので
歯医者さんがびびります。
10分ぐらいで落ち着くのですが
麻酔、人によっては
6本とか7本とか注入して
やっと効果があるらしいのですが
わたしは、
1本を2回とかに分割して入れて
充分すぎるぐらい
けっこう広範囲に麻痺します。
なので、まあ
そんなわたしが、
具合悪くなるどころか
良くなったので
いかがわしいものではないようです。
でも、
あー瞑想にそういうくすりを
使うのは、
こういう感じなのかなーと
擬似体験……でもないか、
初めてそういう体験ができました。
煙草が好きな人も
きっとそうなのでしょうね。
ちまちま
お世話になってみようと思います。
いまちょっと思っているのは
これに、あの甘ったるいサイババ香を
同時に焚いて混ぜたらどうなるんだろう……?
という好奇心なのですが
これは、そのうち
よほど疲れたときのとっておき
にしておこうかと思います。
あと、これは後になって気づいて
書き足しているのですが
あとに残った香りが
ケーララの師匠の家を
ものすごく思い起こさせる。
なんでだろう
このお香使っていた記憶は無いんだけど
使っていたのかな。
それとも台所の残り香かな。
※
ジョイグル
(バウルの挨拶
「あらゆる命が本来に輝きますように」)
今日も明日も良い日でありますように。
パロミタ
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