シヴァ神:最初のヨーギー、女神の夫
シヴァ神はヒンドゥー教を 代表する神のひとりです。 最初のヨーギーであり 激しく狂える行者です。 不動明王、大黒天(マハーカーラ)として 日本にも伝わっています。 多くの異名があり、 ルドラ(暴風神)、 マハーデーヴァ、…
シヴァ神はヒンドゥー教を 代表する神のひとりです。 最初のヨーギーであり 激しく狂える行者です。 不動明王、大黒天(マハーカーラ)として 日本にも伝わっています。 多くの異名があり、 ルドラ(暴風神)、 マハーデーヴァ、…
今回は、日本の巫女舞の話です。 というのも、 インドの古典舞踊は 「インドの巫女舞」と 紹介される事が多いのですが 実際の巫女舞を 観た事がある方は 比較的、少ないかもしれません。 そもそも日本語で言う「巫女舞」とは何な…
クリシュナと言えばプレイボーイ。 生まれ育ったヴリンダーヴァナで 牛飼い女たち(ゴーピー)と 恋の遊戯を繰り広げました。 笛(バーシー、バンスーリー)を 手にするクリシュナ、 その魅惑の笛の音で 万人を魅了するクリシュナ…
インド神話を代表する神様のひとりである クリシュナ神。 青い肌に黄色い腰布、 頭を飾る孔雀の羽根、 手に持った笛で知られる 色男にして覇者である王は 赤子の姿でも親しまれています。 赤子の姿のクリシュナを、 バーラ(少年…
チャウ・ダンス概観 「チャウ・ダンス」と呼ばれるものには 三つあって、 セライケラ・チャウ、プルリア・チャウ、そしてマユルバンジ・チャウ。 全て東インドの民俗芸能です。 正直、見た目はそれぞれ、けっこう違いますが、 一つ…
古典舞踊の前身、巫女の踊り 現在世界中で踊られているインド舞踊、 バラタナティヤムの前身となったのは サディル(シャディル)と呼ばれるデ ーヴァダーシー(神に仕える女、いわゆるところの巫女)の踊りです。 ムトゥカンナマル…
バラタナティヤムは、現在 インドを代表する古典舞踊と言われています。 ヒンドゥー神話を主な題材とする 南インド・タミルナードゥの伝統舞踊です。 この舞踊について語る事には、少なからず躊躇いがあります。 というのも、まず舞…
クーリヤッタムは、現存する唯一の、 サンスクリット語劇の伝統です。 2008年にはユネスコ世界無形文化遺産に制定されています。 かつてはインド全土で サンスクリット劇が演じられていたと考えられますが、 今も伝えられている…
ケーララの伝統舞踊、モヒニヤッタム。 ケーララの伝統である白地に金ボーダーの衣装を纏い、 しっかり腰を落としたところからの女性的で流線形の動きが特徴的です。 「モーヒニー」とは、魅了する女性。 「アーッタム」とは、踊りの…
マッピラの歌 「マッピラ」という言葉は、北ケーララに於いてはムスリムを、 南ケーララに於いてはクリスチャンを意味するそうです。 しかしマッピラ・パートゥ(マッピラの歌)と言う時には、 必ずムスリム=イスラーム歌謡を指しま…