🟡 3/29(金)『女たちの音づれの夕べ~パロミタ友美・佐藤二葉の二人会』 🟡

(ブログの記事をたたき台に)紙の本を作ろうとしています。

数年前まで、長い文章書けなくなった~
と言って、五行歌ばっかり
綴っていたのに、
今これだけ文章を書いたり、
読み上げたりするようになっている
というのは、考えたら面白いものです。

今は逆に、五行歌という形では
もう書けなくなってしまった
気がします。

昔の長歌じゃないけど、
リズムはあっても、自由に紡いでいく
という方が自然になってしまったので

行数を敢えて決めて、
という形では中々ね。
でもまたそういう時期も
来るのかもしれません。

少し前に、ブログの記事の一部を
わーっとまとめたものを
Kindle本(Unlimitedなら無料)
として出しました。

それを、最近になって
印刷して読み返していて
(12月の個展でギャラリートーク・ライブを
しようかなーと思って、
その内容の参考にしようと思い)

あれ、これ、思ったより面白いな?
と、非常~に手前味噌ではありますが
思いました。

目次はこんな感じ。

  • 師という存在について
  • 「無条件の愛」と訳される概念について
  • 「狂っている」聖人について
  • お金の話
  • 旅の行者ヨセフのこと
  • 性別のはなし
  • 匂い立つ花の蜜
  • 厳しさというものについて
  • 世界が優しくなった日
  • よろこびを捧げる
  • 非暴力は倫理ではない
  • お金の話・2
  • 内観について:内向きと外向きの話
  • バクティと信頼、信じること
  • 奥から湧き上がる感情
  • 心身のこと
  • 自分のうたができる、歌う、ということ
  • プラティヤーハーラについて
  • 身を守るとか、安全とか、について

これで4万字近くあります。

『9つの人生』の翻訳以来、
たまーに、私自身の文章も読みたい
と言われることがあって

もちろん、ご存じのように
ブログでも、メルマガでも
相当、書きちらかしているわけですが

ブログは読む人、読まない人がいるし
Kindleも、読み方が分からないという人もいるし

内容も、よく考えたら
インド系の修行の実践者として
こういう形で文章にされたものって
あんまり無いな、とも思い至り

紙の本にしたい気持ちが
むくむくと湧き上がってきました。

それに、ちゃんと出版するつもりで
今の私の文章として
ととのえたい、とも。

ある時、師匠に同行していた時、たしかイギリス人のインタビュアーが私に言及して、「お弟子さんで、今はお友だちなのね?」と聞いて、師匠は何とも酸っぱそうな顔をして、
「うーん、私たちの文化ではそういう言い方はしないの。グル・シッシャ(師弟)の関係は、他のどんな関係にもたとえたり、比べることができないの」
と言いました。
このことが、私も年々時を経るごとに、より深い実感となってきました。
ある行者が言いました。
「グルも確かに人間だ。だけどシッシャは、そのように見てはいけない。そこに神がいるのだと思わなくてはいけない。人間であるからには完璧ではない。それでも、シッシャはグルに神を見る」
しかし、そもそも神とは何でしょう?
バウルはこうも言います。全ての人の中に神がいる。この身体の中に神がいる。
食事をふるまうセーヴァ(奉仕)が重視されるのは、それがひとりひとりの中にいる神に奉仕する、確実な方法のひとつだからです。
禅問答のように思われるかもしれませんが、グルについて、師について語ろうという時、こうしたことと切り離す事はできません。
——「師という存在について」より

良くも悪くも、
私はインド人にはなれません。
あまり日本人には見られない私ですが、
やっぱり母語は日本語であり、
そして昔から
日本の古代からの文化や歴史の連なりに
強い関心を持ってきました。

今も、バウルの行をしながらも、
日本に根ざした身体観への
取り組みを通して
理解の助けとしているところが
大いにありますし、

けれども同時に帰国子女であり、
越境者としての視点を
強く持っています。

そしてその上で、
日本の土地風土に生まれた
私の基盤は、あくまでバウルなのです。

 

とはいえ、現実的に色々
試算していくと、
実現は難しいわね~とも
思ったのですが

そこで久々に、クラウドファンディング
という言葉が頭をもたげました。

数年前(2017年)に
仲間とやったときに
(その時はおかげさまで師匠の本
大いなる魂のうた』を翻訳出版できました)

死ぬような思いをしたので、
正直、もう・二度と・やるものか・
!!!!!!!!!!!!!!!!!
と思っていたのですが(笑)

今なら、誰の負担にもならないやり方で、
できるんじゃないかな、
という気が、なぜかしました。

All or Nothingで、
成立しなかったら作らないでいいや
(All or Nothingとは、
目標金額に達成しなかった場合は、
支援者に全額返金されますよ
というシステムです)、

というあっさりした気持ちで

仮に達成しなかったとしても、
申し訳ないとは思わない。

そういう決意のもとに、
私にも、誰にも、負担のかからないやり方で、
やってみたいと思いました。

とはいえ、実際に細かく
計画し始めると、本自体に
色々と、加えたり、詰め込んだり、
したくなってきたのですが……
でも、作ることそのものは、苦にならないから。

今は、当初よりも、
今現在の私のあり方や考えを
より、反映させたい
と、思うようになっています。

11月3日~21日の実施でございまして、
詳細はこちらです。
https://crowd-fans.com/projects/115

本当にありがたいことに、既に
目標の半分を超える支援を
いただいております。

良かったらご一読いただけると嬉しいです。

ブログ記事を元に、バウル修行の中での所感をまとめた紙の本【パロミタ随筆集①】を作るためのクラウドファンディング、11月3日〜21日に実施中です。
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